爆熱スマホを冷却しよう! その3
さて前回のその2で、無事熱を逃がし高負荷アプリを起動してても
どうにか操作できるレベルまでもっていけました。
今回はその吸熱をもっと加速させていきたいと思います!
餅は餅屋、CPUから吸熱するなら!
さて、ここで話は変わりますが、パソコンのCPUの熱を放熱するにはどうするか?
そう、CPUクーラーを付けて排熱していますね。しかし、その前に
CPUとCPUクーラーのヒートシンクの間で熱を効率よく伝導させる
役割になるものがあります。それが「CPUグリス」です。
これ使えばもっと効率よく吸熱できるのでは?
しかし、これは糊のようなものでそれをスマホにべたべたと塗って
アルミをはっつけるのはかなり勇気が必要そうです。
そこで私は、グリスではなくこれを使用しました。
これならグリスのようにべたべた塗る必要もないですし、
簡単に取り外しが可能なようです。
またこの手の商品を見比べた結果、かなり熱伝導率がよかったのも選択の理由です。
一番熱くなるNFCの部分に張り、アルミカバーをかけてみました。
厚みが0.5mmとこれを挟むと少々ふっくらしますが誤差の範囲としましょう。
丁度ケースがいい感じに押さえになってくれているようです。
全然違う!かなりよさげ!
あくまでも私の体感なので細かいものはわかりませんが、それでも
以前よりもすぐにアルミのほうが熱くなり始めています。
つまりそれだけスマホのほうから熱を奪っているということに。
今回の熱伝導パッドはかなり効果があったように感じます。
ただ吸熱したあとはアルミのほうから、放熱するのを待つだけなので
まだ根本的に冷却したとは言い難いところです。
もっと冷却できないものか。
ということで、その4はこの熱を冷却する方法を考えていきます。